ラクトアイス・アイスミルク・アイスクリームの違いを徹底解説！乳固形分や脂肪分、味わい、製法の違いを比較表付きで詳しく紹介します。

ラクトアイス・アイスミルク・アイスクリームの違いを徹底比較！

スーパーやコンビニでよく見かける「ラクトアイス」「アイスミルク」「アイスクリーム」。
どれも冷たいスイーツですが、乳固形分や脂肪分の含有量、製法が異なります。
この記事では、それぞれの特徴を比較表とともに詳しく解説します。

ラクトアイスとは？

「ラクトアイス」は、乳固形分や乳脂肪分が比較的少なく、砂糖や植物性脂肪を多く使ったアイスです。
日本では法律で乳固形分3%以上であれば「ラクトアイス」と表示できます。
乳脂肪分は1%以上でもOKで、アイスクリームより軽い口当たりが特徴です。

ラクトアイスの特徴：
・乳固形分が低め（3％以上）
・乳脂肪分も少ない
・植物性脂肪を多く使用
・軽い口当たりで低コスト
・味のバリエーションが豊富

「アイスミルク」は、乳固形分が8%以上、乳脂肪分が3%以上含まれているアイスです。
ラクトアイスより乳の風味が強く、クリーミーな味わいが楽しめます。
乳由来の脂肪分を多く含むため、口当たりがまろやかで、アイスクリームほど重くはありません。

アイスミルクの特徴：
・乳固形分8%以上
・乳脂肪分3%以上
・クリーミーな風味
・ラクトアイスより濃厚でミルク感が強い
・デザート感覚で食べやすい

「アイスクリーム」は、乳固形分15%以上、乳脂肪分8%以上を含む高級アイス。
乳脂肪が多いため、コクが深く、リッチでなめらかな口当たりが特徴です。
バニラやチョコレートなどの濃厚な風味が楽しめるほか、プレミアムアイスとして販売されることも多いです。

アイスクリームの特徴：
・乳固形分15%以上
・乳脂肪分8%以上
・濃厚でなめらか
・コクのある味わい
・プレミアム感が強い

項目	ラクトアイス	アイスミルク	アイスクリーム
乳固形分	3％以上	8％以上	15％以上
乳脂肪分	1％以上	3％以上	8％以上
植物性脂肪	多め	少なめ	ほとんど使わない
味わい	軽くあっさり	ミルク感がある	濃厚でコク深い
価格の目安	低め	中間	高め
向いているシーン	お手軽に楽しむアイス	家庭用デザート	プレミアム感を楽しむ時