縮毛矯正とストレートパーマの違い|どっちが自分に合う?
美容院で髪をまっすぐにしたいとき、「縮毛矯正」と「ストレートパーマ」という2つの選択肢があります。
どちらも髪をストレートにする施術ですが、目的や仕上がり、持続期間、髪への影響が大きく異なります。
この記事では、その違いを徹底解説し、自分に合った選び方を紹介します。
縮毛矯正とは?
縮毛矯正は、強いクセ毛やうねりを半永久的にストレートヘアに変える施術です。
薬剤で髪の内部構造(タンパク質の結合)を一度切り、アイロンの熱でまっすぐな形に再結合させることで、クセを根本的に伸ばします。
特徴:
- 高温アイロンを使用して、クセを強力に矯正
- 一度かけた部分は半永久的にストレートを維持
- うねり、チリつき、強いクセ毛にも対応可能
- 髪へのダメージは大きいが、効果は非常に長持ち
こんな人におすすめ:
- 強いクセや天然パーマで悩んでいる人
- 湿気で髪が広がりやすい人
- サラサラでツヤのある髪を長期間保ちたい人
ストレートパーマとは?
ストレートパーマは、パーマや軽いクセを自然に伸ばすための施術です。
縮毛矯正と同じく薬剤を使いますが、高温アイロンを使わずにブローやロッドで髪を整えるため、仕上がりはより自然で柔らかいのが特徴です。
特徴:
- 薬剤の力で髪をまっすぐにするが、熱は使わない
- クセ毛よりも「パーマを落としたい人」に向いている
- 縮毛矯正よりダメージが少ない
- 効果は一時的(2〜3ヶ月程度)
こんな人におすすめ:
- 以前かけたパーマを落としたい人
- 軽いクセやうねりを自然に整えたい人
- ナチュラルなストレートにしたい人
縮毛矯正とストレートパーマの比較表
項目 | 縮毛矯正 | ストレートパーマ |
---|---|---|
目的 | 強いクセ毛やうねりをしっかり伸ばす | 軽いクセやパーマを自然に落とす |
施術方法 | 薬剤+高温アイロンで定着 | 薬剤+ブローまたはロッドで整える |
仕上がり | ツヤがあり、まっすぐでサラサラ | 自然で柔らかいストレート |
持続期間 | 半永久的(伸びた部分を除く) | 約2〜3ヶ月 |
髪へのダメージ | やや強い(熱処理あり) | 比較的少ない(熱処理なし) |
施術時間 | 2〜3時間程度 | 1.5〜2時間程度 |
価格相場 | 15,000〜25,000円前後 | 8,000〜15,000円前後 |
おすすめの髪質 | 強いクセ毛、縮れ毛、うねりが強い髪 | 軽いクセ毛、パーマを落としたい髪 |
仕上がりの自然さ | 非常にまっすぐでツヤが強い | やわらかく自然な直毛 |
どっちを選ぶべき?
どちらを選ぶかは、自分の髪質と目的によって決まります。
- クセが強い・うねりがひどい → 縮毛矯正
強いクセを根本的に直すには縮毛矯正が最適です。梅雨時期の広がり対策にも効果的です。 - 軽いクセやパーマを落としたい → ストレートパーマ
髪に自然な動きを残しつつストレートにしたい人にはストレートパーマが合います。
注意点とアフターケア
どちらの施術も薬剤を使うため、髪へのダメージは避けられません。
施術後は以下のケアが大切です:
- シャンプーは24〜48時間控える(定着期間)
- トリートメントで内部補修を行う
- ヘアアイロンやドライヤーの熱を当てすぎない
- 定期的に美容院でメンテナンスを受ける
まとめ
縮毛矯正とストレートパーマは似ているようで、目的も効果も大きく違います。
- クセをしっかり直して長持ちさせたいなら → 縮毛矯正
- 自然な仕上がりで軽いクセを伸ばしたいなら → ストレートパーマ
どちらを選ぶにしても、髪の状態を見極めた上で美容師と相談するのが大切です。
適切な方法で施術すれば、あなたの髪はより美しく、扱いやすくなります。
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